クラウドファンディングと通常の物販のビジネスモデルの大きな違いとは?

物販というと今でもせどりや転売のイメージは強いですが、最近は物販クラウドファンディングに注目する人も増えています。

物販クラファンは、せどりや転売にはない様々なメリットがあるためです。

  • 在庫リスクなし、多額初期資金不要
  • 独占契約、ライバル不在、価格競争なし
  • 30~40%の高い利益率
  • クラファン終了後に一般販売で継続収入、自社ブランド構築
  • 社会的信用が高い etc……

これだけ聞くと、クラウドファンディングがとても魅力的に思うし、実際そうなのですが一方でビジネスモデルに大きな違いがあります。

そこで、今回はクラウドファンディングと通常の物販のビジネスモデルの違いについて解説します。

 

成田光
物販クラウドファンディングのビジネスモデルは、今後の物販ビジネスで必須の能力が身に付くようになっています。興味のある方はぜひ実践してみましょう。

 

【この記事を読むことで得られるメリット】

  • 物販クラファンのビジネスモデルと全体像がわかる
  • 物販クラファンとせどりや転売、メーカー仕入れとの違いがわかる

物販クラウドファンディングとせどり、転売の共通点と違い

まずは、物販クラウドファンディングとせどり、転売のビジネスモデルの共通点や違いについて簡単に解説します。

冒頭でお伝えしたメリットで、物販クラウドファンディングに興味を持つ人は増えています。

特にせどりや転売から次のステージに上がろうとして興味を持つケースが多いのですが、ビジネスモデルの違いを感じる人も多いです。

物販クラウドファンディングとせどり・転売の共通点

物販クラウドファンディングとせどり・転売の共通点は以下の通りです。

【この記事を読むことで得られるメリット】

  • 在宅でできる
  • 必要なものは銀行口座、クレジットカード、ネット環境だけ
  • 副業から個人で始められる
  • 利益計算が必要

この点については、せどりでよく言われていることですが、物販クラウドファンディングでも同様です。

クラウドファンディングは難しいと思われがちですが、実は「○○が必要」みたいなものはありません。

そのため、物販経験者だけでなく、物販初心者の方でも比較的取り組みやすいビジネスモデルになっています。

むしろ、せどりや転売のように様々なツールを使うようなこともないので、PCが苦手な方でもやりやすいところがあります。

物販クラウドファンディングとせどり・転売の違い

物販クラウドファンディングとせどり・転売のビジネスモデルには、次のような大きな違いがあります。

メリット・デメリット含めて、仕入れ先、扱う商品の特徴、作業タスク、リサーチ方法、必要なスキルなどにかなり大きな違いがあることがわかります。

せどり・転売 クラウドファンディング
扱う商品 既製品 新商品、日本未発売の商品
商品の認知度 あり なし
商品の特徴 今まで売れていた商品 今までにない新しい商品
目的 既製品の販売 新商品のPRとテスト販売
仕入れ先 リサイクルショップ、家電量販店、古着屋、メルカリ、ヤフオク、Amazon、楽天 など メーカーから直接仕入れ
販売先 Amazon、メルカリ、ラクマ、ヤフオクなど クラファンサイト
独占契約 なし あり
メーカーとの交渉 なし あり
商品ページ作成 不要 必要
広告・拡散 不要 必要
リサーチ等のツール 必要 不要
HPやメールアドレス 不要 必要
利益率 10~20% 30~40%
仕入れ値 交渉できない 交渉できる
販売価格 他の出品者の価格に合わせる 自分で決めることが可能
購入者都合の返品・返金 あり なし
出品者都合の返品・返金 あり あり
継続的な販売 仕入れ先の在庫切れ、販売先の価格競争で継続的な販売ができないことがある 一般販売で売れれば可能だが売れなければクラファンのみ
即金性 早い 遅い
作業タスク リサーチ

仕入れ

出品

注文、商品発送

リサーチ

メーカー交渉

独占契約

LP作成

プロジェクト開始・広告拡散

リターン商品発送

一般販売

助成金、補助金 ほとんどなし あり

どちらがいいとか悪いという話は別として、このような大きな違いはあります。

せどりや転売の方が、ビジネスモデルが単純で、思考系の作業もほとんどなく、即金性もあります。

これだけ言うと、せどりや転売の方が聞こえはいいかもしれません。

しかし一方で、「値崩れを起こす」「過剰在庫のリスク」「家族に対して後ろめたい」「規制が厳しい」という悩みが年々増えています。

クラウドファンディングは、その逆で思考系のタスクが多くて売上金の入金が遅いですが、せどりや転売でよく言われるデメリットがなくなります。

無在庫でできることから、失敗しても損失がないので、デメリットがないことが最大のメリットかもしれません。

ただ、長期的にビジネスをしたいのであれば、個人的には交渉力や販売力が身に付くクラウドファンディングをおすすめします。

物販クラウドファンディングとメーカー仕入れの共通点と違い

次に、物販クラウドファンディングと数年前からブームになっているメーカー仕入れの共通点と違いについてお伝えします。

その前に、簡単にメーカー仕入れとせどり・転売の違いを簡単にお伝えします。

メーカー仕入れとは、せどりや転売のように卸から小売店から仕入れるのではなく、メーカーと直接交渉して商品を仕入れる物販ビジネスです。

販売方法は変わらないので、メーカーは似ていて共通点が多いですが、仕入れ先を変えるだけで、次の大きな違いを生みます。

せどり・転売 メーカー仕入れ
メーカー交渉 不要 必要
HPやメールアドレス 不要 必要
扱う商品 既製品(未使用未開封の新品か中古品) 既製品(新品のみ)
メーカー保証 効かない場合が多い 効く
品質上のリスク 高い 低い
アカウント閉鎖リスク 高い 低い
仕入れ値 交渉できない 交渉できる

このようにメーカー仕入れの方がメリットとなる点が多く、販売メーカーや消費者からの社会的信用が高いため、メーカー仕入れに取り組む人も多いです。

私も一時期はメーカー仕入れに取り組んだ時期があるので、クラウドファンディングとメーカー仕入れの共通点と違いについてもお伝えします。

物販クラウドファンディングとメーカー仕入れの共通点

上記のせどり・転売とメーカー仕入れの違いからわかるように、物販クラウドファンディングとメーカー仕入れの共通点は、メーカーと直接交渉して取引する点です。

もちろん、「在宅でできる」「必要なものは銀行口座、カード、ネット環境だけ」「副業から個人で始められる」「利益計算が必要」という点も共通しています。

物販クラウドファンディングもメーカー仕入れもメーカーとの交渉が必要なため、いずれもホームページや独自ドメインのメールアドレスが必要になります。

メーカーと直接交渉する必要はありますが、その分メーカーとの信頼関係を継続するほど長期的な取引に繋がる点も共通しています。

物販クラウドファンディングとメーカー仕入れの違い

せどり・転売に比べるとクラウドファンディングとの共通点が多いメーカー仕入れですが、次の点で違いがあります。

メーカー仕入れ クラウドファンディング
扱う商品 既製品 新商品、日本未発売の商品
商品の認知度 あり なし
商品の特徴 今まで売れていた商品 今までにない新しい商品
目的 既製品の販売 新商品のPRとテスト販売
販売先 Amazonが多い クラファンサイト
リサーチ対象 Amazon 国内外のクラファンサイト、新商品情報を扱うWebメディアなど
独占契約 なし あり
商品ページ作成 不要 必要
広告・拡散 不要 必要
リサーチ等のツール 必要 不要
利益率 10~20% 30~40%
販売価格 他の出品者の価格に合わせる 自分で決めることが可能
購入者都合の返品・返金 あり なし
出品者都合の返品・返金 あり あり
継続的な販売 相乗りセラー増加を防止しないと厳しい 一般販売で売れれば可能だが売れなければクラファンのみ
即金性 早い 遅い
作業タスク リサーチ

メーカー交渉

仕入れ

出品

注文、商品発送

リサーチ

メーカー交渉

独占契約

LP作成

プロジェクト開始・広告拡散

リターン商品発送

一般販売

助成金、補助金 ほとんどなし あり

 

大きな違いは、扱う商品が既製品か新商品かという違いと、独占契約ができるかできないかという点でしょう。

独占契約を結べば、他の同じ商品を扱うライバルセラーの販売価格に振り回されることはなくなるので、一定の販売価格で利益を得られます。

ただ、独占契約はメーカーにとってみれば「自分以外には卸してはだめ」というリスクが大きい契約で、余程の資金力がないと独占契約はしてくれません。

しかし、クラウドファンディングでは話は別になり、プロジェクト中は他の流通ができないため、独占契約が必須です。

この点をメーカーも把握しているので、プロジェクト期間中は独占契約を結んでくれます。

もちろん、プロジェクトが振るわなければ独占契約は切られますが、一般販売になれば独占契約は継続できます。

ただ、販売を任されるのが新商品であるため、PRもしないといけませんが、これは逆に一生稼ぎ続けるためのスキルを身に付けるチャンスです。

商品を販売するスキルを身に付けて長期的にビジネスを続けたいなら取り組んでみるといいでしょう。

【まとめ】物販クラウドファンディングでビジネス必須のスキルを手に入れる

以上、物販クラウドファンディングと他の通常の物販とのビジネスモデルの共通点や違いを解説しました。

物販クラファンというと、物販の魅力を抽出したビジネスであることは間違いないですが、そもそも他の物販と大きな違いがあります。

簡単なビジネスではないですが、世に出ていない新商品を販売する面白さを味わえるので、興味があれば取り組んでみるといいでしょう。

物販クラウドファンディングの詳細については、拙著「物販×クラウドファンディング 実践大全」で詳しくまとめてお伝えしています。

これまでコンサルでしかお伝えしていなかった内容も、体系的に書籍でまとめたので、ぜひご覧ください。

【試し読み可!】リスクのない新物販法「物販×クラウドファンディング」とは?

 

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