ベネフィット意識!クラファンランディングページ草案の作り方と無料便利ツール

売れるLPの作り方をご存知ですか?
成田光
顧客の心に刺さるLPはベネフィットを訴求できているかがポイントです!

本記事では、より顧客の心に刺さるランディングページをつくるための要点をまとめました。

ポイントは見込み客にいかにベネフィットを感じてもらえるか。

ベネフィット訴求がうまくできれば、消費者が実際に商品があれば自分の生活がこんな風に変わるとイメージできるので、グンと成約率があがります。

売り上げを最大化するためのLPページの作り方を学びましょう!

ランディングページ作成におけるメリットとベネフィットの違い

ランティングページ作成におけるメリットとベネフィットの違いは「体験価値を伝えているか」にあります。

「商品がどのように役立つか」を表すのがメリットなら、「商品を通じて生活(仕事)がどのように変化するのか」を表すのがベネフィットです。

メリットによってもたらされる恩恵がベネフィットと考えても差し支えないでしょう。

たとえば30代の子持ちの会社員女性をメインターゲットとしたオールインワンジェル(化粧品)であれば、「洗顔後、3分で朝のスキンケアが済む」といったメリットが考えられます。

その結果生じるベネフィットとしては「3分でスキンケアが済むから、朝コーヒーを楽しむ時間ができる」といったことが考えられるでしょう。

またフリーランスや小規模法人を対象とした会計ソフトであれば「会計知識がなくても簡単に確定申告ができる」といったメリットが考えられます。

その結果生じるベネフィットとしては「〇〇円(税理士に依頼した場合の相場)ほど安く確定申告ができる」「金額を入力するだけのため、本来の業務に集中できる」といったベネフィットが考えられます。

商品・サービスのスペックやメリットをアピールできているランディングページは多いです。

一方でベネフィットを効果的にアピールできているランディングページは多くありません。

メリットだけでなくベネフィットを意識すれば、よりCV率の高いランディングページが作成できるでしょう。

PASONA(パソナ)の法則を意識したランディングページの作り方

PASONAの法則とは日本を代表するマーケッターの神田昌典氏が提唱するマーケティング法則です。

顧客を購買行動へと誘導する重要なステップとされています。

特にダイレクト・レスポンス・マーケティングにおいて重要視されますが、ランディングページの作成時にもPASONAを意識することで、CV率を高める効果が期待できるでしょう。

Problem(問題)

PASONAの「P」にあたるのがProblemで、問題提起を意味します。

消費者が潜在的に困っていることや苦労していること、不便に感じていることを指摘します。

商品・サービスのペルソナを意識して、より刺さる問題提起を行うのが重要です。

ペルソナの掘り下げができておらず、浅い問題提起となってしまうと、消費者に自分ごと化してもらうことができずに、ランディングページの冒頭のみを読んで離脱されてしまうといったことが起こる可能性があります。

以下に問題提起の例を挙げます。

  • 肌のくすみが気になってきて、スキンケアに以前よりも気を使うようになったのに、効果を感じない。「もう年齢だから仕方ないのかも」と思っていませんか?
  • 健康診断で毎年注意される。だけど会社の飲み会は断れないし、食事量を減らすのは難しい。一念発起して運動をはじめるも、1ヶ月も続かない。そんな悩みはありませんか?
  • 「見込み客が集まらない」正しいネット集客方法がわからないままに、見よう見まねでSEO対策を行なっていませんか?

Agitation(扇動)

PASONAのAにあたるのがAgitationで、問題を炙り出して、煽り立てることを意味します。

Problemで気付いてもらった問題の深刻さを理解してもらいましょう。消費者の痛み(ペイン)を伴う書き方が有効です。

Problemの問題提起に対応したAgitaitionの例を紹介します。

  • 年齢を重ねて肌のくすみもしょうがないとは理解していても、女性であればいつまでも綺麗でいたいと思うものですよね?
  • 辛いダイエットはできない。だけど健康のためにも、痩せなきゃいけないと理解しているのではないでしょうか?
  • SEO対策を始めてみたものの、成果がなかなかでずに、もしかしたら対策の方法が間違っているのかも?と感じていませんか?

Solution(解決策)

PASONAのSOにあたるのがSolution(解決策)です。

ProblemとAgitationを経て問題を消費者に十分に理解してもらった後で、解決策として商品を紹介します。

Solutionでは購入を急き立てずに売りたい商品・サービスが問題解決に役立つことを丁寧にアピールしましょう。

売上や実際の使用者の感想、研究データなどの客観性のある商品・サービスを使うメリット・ベネフィットのアピールが有効です。ハロー効果が活用されることもあります。

  • いつまでも老けないとして有名な芸能人のNさんが、若さの秘訣として愛用しているオールインワンジェルを、なんと100ml 5,980円でご提供。
  •  〇〇大学の研究で、脂肪燃焼に効果があると報告された〇〇という成分を〇〇mg含むサプリメント1ヶ月分1袋30粒入りを、なんと2,980円でご提供。
  • 〇〇(有名企業)も利用し、〇〇円の売上改善効果があったSEO対策サービスを月額〇〇円で提供。

Narrow down(絞込)

PASONAのNがNarrow down(絞り込み)です。

Solutionで紹介した商品・サービスの対象客や期間を限定して、商品・サービスの限定感・緊急性を強調します。

「損失回避の法則」と呼ばれる、人間が得するよりも損をしないことを選んでしまう法則を利用するのも有効です。

たとえば通常9,800円を期間限定で初回3,900円とすれば、損失回避の法則の効果が働くことが期待できます。

  • 生産数に限りがあるため、このページからご購入の先着300名様限りの特別価格となっております。
  • 先着300名様に限り、初回限定お試し価格1,980円でご提供します。この価格でお試しいただけるのは今回限りです。
  •  大好評に感謝し、期間限定・先着10社様限定で、初月無料で提供いたします。(○ヶ月以上ご利用の方)

Action(行動)

PASONAの最後のAはAction(行動)。最後に購買行動を呼びかけます。

ランディングページの場合には、最後にキャッチコピーが置かれることも多いです。

商品・サービスに興味を持った利用者の購買を一押しする文言を考えましょう。

以下のような例が考えられます。

  •  毎朝5分のケアで、マイナス10歳の素肌を手に入れましょう。…今すぐ購入
  •  飲み会1回分以下の値段でサプリメントを試せるのは今だけ。必要事項の入力は1分で完了します。…今すぐ購入
  •  売上を〇〇%改善した効果を持つSEO対策サービスを1ヶ月無料で試せるのは今だけ。…フォームを入力して今すぐお申し込み。

ランディングページのキーワード選定に活用できるサイト・ツール(無料版あり)

ランディングページの構成が優れていても、キーワード選定を誤ってしまえば十分な効果は期待できません。

そこでランディングページのキーワード選定に活用できるサイト・ツールを紹介していきます。

Ubersuggest

Ubersuggest
Ubersuggest

検索バーにキーワードを入力して検索をかけるだけで、Google検索におけるキーワードの統計データや関連情報など、キーワード選定に役立つ情報を確認できます。

またUbersuggestのキーワード洗い出し技術は、Googleキーワードプランナーで使われている技術をもとに設計されており、信頼性が高いです。

キーワード検索することで確認できる情報には以下のものがあります。

  •  VOL:キーワードの月間検索ボリューム
  • CPC:検索連動型広告のクリック単価
  •  PD:検索連動型広告の競争の激しさ
  •  SD:オーガニック検索の競争の激しさ

これらの数値を確認しながら、慎重にキーワードの選定を行いましょう。

サイトのドメインが強い場合や、リスティング広告の出稿を前提としている場合を除いてSDの数値が低く、現実的に上位表示が可能なキーワードに選定することをおすすめします。

キーワードの「ロングテール」を一覧表示してくれる機能もあるため、検索したキーワードの競争が激しいようであれば、ロングテールを狙うのも有効です。

なお2020年2月まではUbersuggestは完全無料ツールでしたが、2020年9月現在、以下のように一部機能が有料化されています。

月額料金は2,999 円です。

  •  閲覧可能な関連キーワードが10個に制限された
  • キーワードに関するデータをCVSでエクスポートできなくなった

ただ無料版でも十分にキーワード選定に役立つでしょう。

SimilarWeb

SimilarWeb
SimilarWeb

SimilarWebは競合サイトのCVRや広告、検索キーワードまで確認可能なイスラエル製のWebサイト分析ツールです。

前述のUbersuggestとは異なり、キーワードがメインのサービスではありません。

しかしキーワード選定に役立ちます。

ランディングページで狙いたい商品・サービスを販売している競合他社のサイトを確認すると、意外な検索キーワードで表示されており、売上に繋がっているケースがあります。

そういったキーワードを、SimilarWebを利用することで把握でき、自社でもそのキーワードを狙うといったことが可能です。

また有料版はWebサイトのトラフィックのデータ精度が高まり、広告のクリエイティブやロングテール、人気ページの検索などもできます。

有料版の価格は資料請求後に利用したい機能を相談したうえで決定されますが、12ヶ月のパッケージ料金となっており、年間で60万円以上になるケースが多いです。

他のツールと比較すると高いですが、機能が充実しているため導入を検討してもよいでしょう。

Moz

Moz
Moz

SEOツールを提供している2004年に設立された米国企業がMozです。

Mozのサービスは海外のSEOツールの中でも高い信頼性を誇っています。

キーワード分析に役立つKeyword Explorerや被リンクの調査に役立つLink ExplorerなどのSEOツールが利用可能です。

また競合サイトの調査もできるため、キーワード選定のみではなく、SEO対策を行う方が必要とする一通りの機能が用意されています。

Keyword Explorerで確認出来るのは以下の項目です。

  • Monthly Volume:キーワードの月間検索ボリュームの予測値。
  •  Difficulty:キーワードの攻略難易度です。
  • Organic CTR:クリックされる確率予測。
  •  Priority:キーワード攻略における優先度です。

なおMozのツールの中でも一部の機能はアカウント登録することで、無料で利用可能ですが、全ての機能を利用する場合には有料版に登録する必要があります。

有料版は4種類存在し、料金は月額79ドル〜479ドルです。比較的に安価で利用をはじめることが可能です。

ランディングページのキーワード選定も行いたいけど、総合的なSEO対策に役立てたいという方におすすめのSEO対策ツールです。

WordTracker

WordTracker
WordTracker

Googleのサービス提供が始まった1998年頃に時期を同じくして創業されたのがWordTrackerです。

以下のような機能を利用できます。

  •  サジェスト:関連キーワードを一覧表示
  • トレンド:トレンドを棒グラフで表示
  • 競合サイト:競合サイトを表示

日本では利用者が少なく、日本語で検索しても日本人ユーザーが発信している情報がほとんど出てきませんでした。

以下のようなここまで紹介したツールにはない機能があるため、YouTubeやAmazonでの集客を行なっている方におすすめです。

  • Amazonサジェスト:Amazonのサジェストワードを一覧表示
  • youtubeサジェスト:youtubeのサジェストワードを一覧表示

しかしあくまで利用目的がキーワード選定に限られるのであれば、あえてWordTrackerを選ぶ必要はないでしょう。

AnswerThePublic

AnswerThePublic
AnswerThePublic

AnswerThePublicはキーワードの検索意図や背景をマインドマップの形で、ビジュアルで見せてくれるツールです。無料で利用できます。

たとえば「podcasting」という検索キーワードで検索すると以下のように、podcastingがどのような検索意図で検索されているのかを理解できます。

  • 「how」:how does podcasting make money
  • 「where」:where is podcasting
  • 「who」:who is podcasting for business
  •  「why」:podcasting is popular
  • 「when」:When is podcasting used
  • 「what」:What podcasting is all about
  • 「can」:can podcasting make money
  • 「who」:who invented podcasting

ランディングページで狙おうと考えていた検索キーワードで検索を行い、思わぬ検索意図が見つかるかもしれません。

そしてその検索意図に沿ったランディングページを作成することで、他社が対策を行なっていない検索キーワードでランディングページを上位表示し他社を出し抜くことができる可能性があります。

Random Word Generator

Random Word Generator
Random Word Generator

ここまで紹介したキーワード選定に役立つツールと全く毛色が異なるのがRandom Word Generatorです。

語数と品詞(名詞・動詞・形容詞)を選択して「Generate Random Words」をクリックすると選択した品詞の言葉をランダムに生成します。

ここまで紹介したツールは、既にランディングページで販売したい商品・サービスが定まっており、どのようなキーワードで対策を行うべきか知りたい方が主な対象です。

一方でRandom Word Generatorはランディングページでどんな商品・サービスを販売すればよいのか、どのような商品・サービスを開発すればよいのかわからない方が主な対象となります。

商品・サービスやキーワード案がある方は使う必要はありません。

しかしキーワード案が思いつかない方は以下の流れで対策を進めていくことをおすすめします。

1. Random Word Generatorでキーワードを見つける
2. AnswerThePublicで検索意図を把握する
3. MozやSimilarWebで競合サイトを分析・Ubersuggestでキーワードへの理解を深める

OMPでは成田のLP添削サポートも受けられます。

いかがでしたか?

ユーザーの心に刺さるLP=売れるLPを作るためには、ベネフィットを意識していかに盛り込むかが大切だと理解を深めていただけたと思います。

また、ツールを使って客観的にニーズのあるキーワードを盛り込んでいくスキルも欠かせません。

とは言え、ベネフィットを意識してLPページを作ったとしても、それが本当にベネフィット訴求出来ているか判断するのも難しいもの。

OMP(オンラインマイクロ商社プロジェクト)では成田が直接ベネフィット意識のLPが作れているか添削するサポートもあります。

 

グループチャットではいくつものプロジェクトを経験した先輩方の意見もバンバン聞けるので、濃いリアルな情報を聞けます。

Amazonで垢バンリスクにおびえながらひとり黙々と孤独に作業しており、精神的につらいとOMPに入ってこられる方も少なくありません。

仲間たちと進捗状況を報告しあいながら、またお互いのプロジェクトにいいね!しあいながら一緒に盛り上げていくOMPの絆に最初驚かれる方もいらっしゃいます。

「同じ時期に入ってきたあの人がもうプロジェクト始めている!自分も契約とって早く起案したい!」と仲間の実績が奮闘するための起爆剤になるので頑張れる方もいらっしゃいます。

成田光

仲間と一緒に頑張れる環境は貴重ですよね!僕たちと一緒にクラファンやりませんか?

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