物販クラファン開始前に知っておくべき商品輸送手段とインコタームズ

貿易取引における費用負担や危険負担の世界共通のルール「インコタームズ(Incoterms/貿易条件)」
成田光
インコタームズは貿易ビジネスに絶対に欠かせない知識です。
本記事で理解を深めましょう!

物販クラファン商品の輸送手段4種類の違い

物販クラファン商品の4つの輸送手段の違いを紹介していきます。

国際宅配便(重量制限,メリットとデメリット)

国際宅配便は民間の配送会社のサービスです。

sagawa国際宅急便

ヤマト運輸国際宅急便

たとえば日本国内ではヤマト運輸や佐川急便、アメリカではUPSやFedEXが国債宅配便サービスを提供していますよね。

重量制限は会社によって大きく異なりますが、たとえばヤマト運輸は25kg、UPSは70kgです。

国際宅配便のメリット

国際宅配便のメリットは通関手続きを民間配送会社が代行してくれることです。

国際宅配便では配送会社の税関士が関税を申告します。

なお国際郵便では20万円以下の荷物には簡易税率が適用される一方で、国際宅配便で適用されるのは一般税率です。

デメリット

国際宅配便のデメリットは有事対応の悪さです。

国際宅配便はあくまで営利目的の民間企業のサービスのため、感染症蔓延などの有事の際の荷物の届きやすさでは国際郵便に劣ります。

国際郵便小包(重量制限,メリットとデメリット)

国際郵便は単一の国家等において指定された事業体が異なる地域間における郵便です。

国際郵便小包
国際郵便小包

日本では日本郵便が、アメリカではUSPS(United States Postal Service)がサービスを提供しています。

重量制限は会社によって異なりますが、30kg前後とされることが多いです。

国際郵便小包のメリット

国際郵便小包のメリットは安定性が高いことです。

国際郵便には公益性が求められるため、有事の際にも、利益性が下がっても可能な限り配送を続けることが期待できます。

事実、感染症蔓延で2国間の発送が難しい場合でも、複数国を経由して荷物が届きました。

また民間会社ほどの利益性を求めていないため、料金が安い傾向もあります。

国際郵便小包のデメリット

国際郵便にはプラン・サービスの内容が限られるといったデメリットがあります。

国際宅配便サービスを提供する民間会社の数は多く、様々なプランが存在し、自由に選択可能です。

しかし国際郵便には多くの選択肢はありません。

また国際郵便では信書はEMSでしか送れないというデメリットもあります。

EMS

EMS

EMS(国際スピード郵便)は国際郵便の1種で書類や物品用の郵便急送業務で、物理的手段による郵便業務のうちで最も迅速なものです。

引受から配達までの送達をバーコードラベルで記録・管理を行なっており、多くの国でパソコンや郵便局の端末による郵便物の追跡も可能となっています。

輸送中は最優先で取り扱われるため、世界の多くの地域へ2日〜4日前後で配達可能です。

通常郵便物の航空扱いよりも数日〜1週間早く届きます。

さらにEMSの料金の中には2万円までの保険料が含まれています。

2万円を超える場合でも、2万円ごとに50円の保険料を追加することで、最大200万円までの補償を受けることが可能です。

商品価格の高い商品を海外から輸入する際や、輸入スピードが重要な場面ではEMSの使用がおすすめです。

航空便

航空便は飛行機で輸送するため料金は高めですが、3日〜6日で届けてもらうことが可能です。

EMSの方が多くの国と地域で料金が安く、発送も早いため、航空便であえて荷物を配送するメリットはありません。

ただし航空便の中にはエコノミー航空(SAL)便があります。

SAL便はEMSよりも料金が安く、船便よりも早いため、料金を押さえたいけど、船便を待つほどの時間がないという方におすすめです。

エコノミー航空便が届くまでには6〜13日前後かかります。

また取り扱っていない国や地域もあることを理解しておきましょう。

船便

船便は船で輸送を行う方法です。

1〜3ヶ月と時間はかかりますが、料金が安いです。

急いでいない商品を大量に輸入する際に利用を検討してもよいでしょう。

航空貨物(重量制限,メリットとデメリット)

航空貨物は精密機械のように輸送中の振動を極力抑える必要がある商品などを輸送する際に利用されることが多いサービスです。

航空貨物 ana

航空貨物 jal

民間会社によってサービスが提供されています。

航空貨物のメリット

航空貨物のメリットは配送が早く、繊細な取り扱いを行うことから付加価値が高いことです。

また海上貨物と比較して、通関費用が安い傾向があります。

航空貨物のデメリット

航空貨物のデメリットは送料が高い傾向があることです。

飛行機で運ぶ場合には一度に運べる輸送量が限られ、時間もかかるためしかたないですよね。

航空郵便は、輸送料金をかけても十分に利益を得られる高額商品や、時間の経過とともに商品価値が落ちるのが早いものの商品の輸送におすすめです。

ただし国際郵便とは異なり、民間会社が提供するサービスのため、会社やサービスによって異なります。

航空便でもEMS並みの料金のサービスなどもあります。

重量制限も会社によって異なるため、利用する会社のプランや詳細を事前によく確認してください。

海上貨物(重量制限,メリットとデメリット)

海上貨物は民間会社が提供する船で荷物を輸送するサービスを指します。

船上輸送インコタームズ

航空便から船便にするかどうかの判断は、2~3㎥以上の荷物になるかがポイントになります。

船便は、容積で運賃を計算されるので、

例えば同じサイズのダンボールだったとしても、重さが10kgと100kgだったら航空便の場合は当然100kgの方が高額になりますよね。

でも、船便だと容積計算なので、100kgだったとしても10kgと同じ送料で輸送ができます。

成田光
国際送料は馬鹿になりませんので、納期や価格を含めた上で検討してください。

海上貨物のメリット

海上貨物は船で運ぶため、大量に荷物を積むことができ、料金が安いのがメリットです。

また前述の通り、運べる物の大きさや重量が制限されないことのも海上貨物の魅力です。

200kgを超える荷物の輸送もできます。利益率が低い商品を輸入する際にコストを抑えるのに有効です。

海上貨物のデメリット

デメリットは遅いことです。

利用会社によって実際にかかる期間は異なりますが、日本とヨーロッパ間で1ヶ月程度かかることは珍しくありません。

状況によれば数カ月かかることもあります。

船で日本に到着するのはスムーズにいっても、港からの積み下ろしに時間がかかるケースが多いのが難点です。

商品によっては1ヶ月の輸送期間中に状態が悪くなるといったことが考えられるため、注意しましょう。

 

国際貿易ルール「インコタームズ」を理解する

国際貿易ルール「インコタームズ」は高裁商業会議所が策定した貿易条件の定義を意味します。

インコタームズは1936年に策定されて以降改正を重ねており、最新版は2011年1月1日に発行されました。

インコタームズの取り決めの中でも重要なFOBCIF、CFRについて解説します。

FOBとは?

FOBはFree On Board(本船渡し条件)のことで、貿易における取引条件の1つです。

費用とリスクが移転する時点が、物品が本船の船上に置かれた時であることを規定します。

FOBでは荷物を輸出通関後に船に積むまでの費用を負担するのは売主で、海上輸送と輸送保険の手配、費用負担を負担するのは買主です。

 

FOB契約では船腹予約及び、海上保険の手配の義務は買主(輸入者)にあるため、輸入者にとって以下のようなメリットがあります。

  • 輸入者によっては割引交渉できる船会社を利用することで運賃を抑えられること
  • 貨物の到着スケジュールのコントロールが可能なこと
  • 事故があった場合に自国の保険会社であれば手続きがスムーズなこと

 

CIFとは?

CIFはCost, Insurance and Freight(運賃・保険料込み条件)のことで、貿易における取引条件の1つです。

CIFによる契約では売主(輸出者)は貨物を荷揚げ地の港で荷揚げするまでの運賃・海上保険料等の費用を負担し、荷揚げ以降の輸入関税・通関手数料を含む費用は買主(輸入者)が負担します。

リスク(危険負担)が移転するのは、貨物が積み地の港で本船に積み込まれた時点です。

海上保険料の費用負担は売主が行いますが、運送中に事故で貨物が損壊した場合にも、買主の代金支払い義務が残っていることに注意しましょう。

CFRとは?

CFRは、Cost and Freight(運賃込み条件)の略です。

貿易における取引条件のひとつで、 CFRによる契約では、売主は、貨物を荷揚げ地の港で荷揚げするまでの海上運賃を負担し、海上保険料は買主が負担。

危険負担は貨物が積み地の港で本船に積み込まれた時点で移転します。

 

  • CFRから運送費用の負担分を除いたものが「FOB」
  • CFRに海上保険を加えたものが「CIF」

 

CFRのポイントは、売り手が輸入国までの運送費を負担するということ。

危険負担と費用負担の切り替えポイントが違うということですね。

また、CFRでは、海上保険は含まれていないので、保険をかけたい場合は別途輸出者側にかけてもらう必要があります。

 

成田光
なおここで紹介したFOBとCIF、CFRの他にも様々な契約条件がありますが、クラファンではこの3つを押さえておけばOKです!

輸送時の損傷リスクに備えた「海上保険」をかける

FOBの場合には、買主自らが海上輸送と輸送保険の手配、費用を負担することになります。

海上保険を手配する際には輸送時の損傷リスクに備えた海上保険をかけるようにしましょう。

海上保険の中には、外航貨物保険と呼ばれる保険があります。海上・航空・陸上運送中に被る被害に備える保険です。

特殊な貨物を除けば、国際間を輸送される貨物のほぼ全てに外航貨物保険がかけられます。

輸入時に課税される関税について

輸入時には関税が課税されます。輸入時に課される関税について解説します。

 申告納税方式とは?

申告納税方式が適用される貨物を輸入する方は貨物を輸入する際に税関長に対し、貨物にかかる課税標準その他の事項の他、その税額など必要な事項を記載し、関税の納付に関する申告を行います。

一方であらかじめ税関長の承認を受けた輸入者または税関長の認定を受けた認定通関業者に委託した輸入者は貨物を引き取った後に特例申告書を税関長に提出することで納税の申告を行います。

納税申告額が過少であった場合には修正申告を、過大であった場合には更正の請求を行い、関税額が確定します。

 賦課納税方式とは?

賦課課税方式は20万円以下の郵便物などの場合に税関長の処分によって納税額が確定します。

賦課決定された関税は修正申告・更正の請求はできません。

ただし賦課決定された関税について不服がある場合には不服申し立て制度を利用することで、不服を申し立て可能です。

20万円以下の商品を輸入する場合には賦課納税方式が適用されることを理解しておきましょう。

商品の関税率については税関に要確認

関税率は商品によって異なります。

予め税関に確認したうえで、関税を支払っても十分に利益を得られる商品のみを輸入しましょう。

【税関の公式HPはこちら】

物販クラファン実績多数の配送業者3選

物販クラファンで実際に利用されることが多く、実績のある有名配送業者を3つ紹介していきます。

テラロジ

テラロジ

テラロジは茨城県に本社を置く会社です。

テラロジ自らが物販事業を行いながら、以下の2つのサービスを行なっています。

  • アメリカ商品の日本への転送サービス
  • 国内の配送代行サービス

 

テラロジの特徴は重量あたりの価格が、549円/kgに設定されていることです。

多くの会社では重量が重ければ重いほどkgあたりの価格が安くなりお得ですが、重量が軽いと割高になります。

しかしテラロジは30kg送っても、1kg送っても549円/kgです。

さらに混載便輸送保険料は輸入申告額の0.5%です。他にもサービスの幅の広さなど様々な魅力があります。

 

基本プランは月額9,800円と物販クラファン初心者には高く感じるかもしれません。しかしサービスの質は高いです。

成田光
30日間の無料期間で試してみて気に入れば、契約して後悔することはないと思いますよ!

 

オープンロジ

オープンロジ

オープンロジは固定費ゼロ・従量課金で柔軟に利用できる発送会社です。

アカウント数は6,000件で業界No.1を達成しているほか、「Yahoo!ショッピング BEST STORE AWRADS 2018」の物流パートナー賞を受賞しています。

また不明個口対応や不明商品対応、出庫時対応などの有料オプションもあり、利用の幅は広いです。

月額費がなく、コストを抑えられるため、物販クラファンをはじめたばかりで毎月の売上が安定しない方でも、赤字になりにくいでしょう。

ただし発送手数料とEMS運賃が必要になるため、配送コスト自体はそれほど安いわけではありません。

配送コストが高いと、それだけ商品を高くせざるを得なくなります。

成田光
商品の売上が安定したら他の配送会社の利用を検討するのも手です。

ハッピー転送

ハッピー転送

ハッピー転送は以下のサービスを提供する配送会社です。

  • アメリカからの転送サービス
  • FBA・国内発送代行サービス
  • 中国・欧州・国内仕入れの荷受け発送

業界でも最安の1kg494円〜の単価で発送を行なっています。

 

また以下の3つのプランが利用可能です

  • 転送量が少ない方向けの「エコノミープラン(kg/694円)」: 月額2,020円
  • 月に30kg以上転送する方向けの「スタンダードプラン(kg/594円)」:月額5,100円
  • 月に100kg以上転送する方向けの「ビジネスプラン(kg/494円)」:月額1万5,300円

 

物販クラファンをはじめたての方から熟練者まで、自分にあったプランを選べます。

またハッピー転送は前述した2つの会社と比較して料金が安いです。

月に30kg転送する場合、テラロジを利用すると、配送料金と月額料金を合計して2万6,270円かかる一方で、ハッピー転送なら2万2,920円で済みます。(その他の手数料や利用条件によっては異なる可能性があります。)

ただ2020年8月現在ハッピー転送は会員数の急激な増加により、新規入会を停止しており、再開時期は未定とされています。

再開するまではテラロジを利用しつつ、ハッピー転送の公式サイトを随時確認し、再開時に入会することをおすすめします。

成田光

現在新規入会を停止していますが、OMP会員限定で成田経由だと割引プランでご紹介可能です!

詳細を知りたい方はこちらよりお問い合わせください。

いかがでしたか?

インコタームズや輸送手段についてのご質問やハッピー転送の割引プランなど、気になることがございましたらこちらよりお気軽にご連絡ください

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