クラファンおかわりで最大限支援数を伸ばそう。実施可能な組み合わせ一覧

クラファンおかわりで支援額を最大限伸ばそう!
成田光
おかわり可能なプラットフォームの組み合わせをしっかり理解しましょう!

クラファンおかわりとは?

クラファンおかわりとは、あるクラウドファンディングサイトでクラウドファンディングを行った後に、他のサイトで再度同一のクラウドファンディングを行うことを指す俗称です。

クラファンおかわりには売上の最大化という目的があります。

例えば、Makuakeで実施したプロジェクトをmachi-yaで再度実施して、支援額を伸ばす。

これが物販クラウドファンディングにおけるおかわりです。

 

クラウドファンディングサイトのユーザー層は30〜40代の男性が中心です。しかしクラウドファンディングサイトによってユーザー層は異なります。

例えば国内最大手クラウドファンディングサイトであるCAMPFIREのスマホユーザーのうち、最も多いのは20代男性です。

一方でMakuakeのスマホユーザーのうち、最も多いのは40代男性だといわれています。

そのためCAMPFIREとMakuakeでクラウドファンディングを行った場合ではリーチできるユーザー層も異なるものです。

商品のターゲット層にさえリーチ出来れば良いという考え方もありますが、クラファンおかわりを行っただけで、支援額が伸びたという方や売上が増えた方もいます。

プロジェクトが終了した後に、他のプラットフォームで新規プロジェクトとして応援購入を募れるので単純に考えて利益をプラスにできますよね。

メーカー側としても、もっと商品を売ってくれるのであれば嬉しいですから基本的におかわりOKと言ってくれるところが多いです。

LPをコピペできるので手間が少ない

クラファンおかわりであれば、1つのクラウドファンディングサイトで利用したLPをそのまま使い回すことができ、ほとんど手間なく売上や支援額を伸ばすことが可能です。

成田光
手間なく実行できるのは魅力ですよね。

一般的なクラファンおかわりルート

クラファンおかわりは、あるクラウドファンディングサイトでクラファンを行った後に、他のサイトでもクラファンを行うというシンプルな仕組みです。

しかしどのクラウドファンディングサイトを選んでも良いというわけではありません。

クラウドファンディングサイトによっては、他のサイトで掲載した製品はクラウドファンディングできなかったり、他のクラファンサイトとユーザー層が酷似しており、クラファンおかわりの効果が十分にでなかったりといったことが考えられます。

そこでここではおすすめのクラファンおかわりルートを解説していきます。

Makuake→machi-ya

まず1つ目がMakuakeからmachi-yaのルートです。

Makuakeはサイバーエージェントの子会社の株式会社マクアケが2013年にスタートした購入型クラウドファンディングサイトです。

購入型クラウドファンディングサイトの中では日本で最も大きなプラットフォームとなっています。

 

【関連記事】東証マザーズ上場Makuakeとは?面白い商品に1億円集まる時代

MakuakeはAmebaやAbemaTVで知られるインターネット広告事業を営むサイバーエージェントの子会社が運営会社のため、サイバーエージェントの持っているネットワークを生かしたサービスを提供しており、MakuakeのProjectもそのネットワークを生かして多くの方に告知することが可能です。

さらにMakuakeはこれまで多くの企業とパートナーシップを組んでプロジェクトの発信・開発に取り組んでいます。

Makuakeとパートナーシップを組んでいる企業の中には文化放送のようなメディアや村田製作所のようなメーカー、伊勢丹のような小売業、みずほ銀行などの金融機関などを含みます。

これらの企業とパートナーシップを組めるということは、Makuakeがそれだけ信用力のある企業だといえるでしょう。

またMakuakeの利用者は「Makuakeアナリティクス」という機能を利用可能です。

この機能を利用することでユーザーの職業や性別、年齢層や住んでいる地域など、細かな分析が可能です。

Makuakeアナリティクスを利用しながらLPを調整したり、クラファンおかわりで利用する次のクラウドファンディングサイトのプロジェクト作成に役立てたりといったこともできます。

そして最後にMakuakeでは1つのプロジェクトに対して、実績あるMakuakeスタッフが1人つきます。

そして利用者はスタッフの豊富なノウハウに基づいた充実したサポートを受けることが可能です。

そのため最初にMakuakeを利用クラウドファンディングプロジェクトのブラッシュアップを行った後で、他のクラウドファンディングサイトを利用することで、他のクラウドファンディングサイトでの売上を伸ばす効果が期待できます。

成田光
machi-yaについては次の項目で紹介します。

GREEN FUNDING→machi-ya

次に紹介するルートがGRREEN FUNDINGからmachi-yaに移行するルートです。

GREEN FUNDINGの充実したサポートを利用してプロジェクト作成し集客後、さらにmachi-yaのメディアジーンの持つ集客力を利用して取りこぼしなく集客を行います。

GREEN FUNDINGはTSUTAYAグループが運営するモール型のクラウドファンディングサイトです。

 

【関連記事】効果測定がしやすい!TSUTAYAのGREEN FUNDINGとは?

モール型と購入型の違いの理解は難しいかもしれませんが、モール型は楽天やZOZOTOWNに近く、購入型はAmazonにより近くなっています。

モール型のクラウドファンディングではシステムとページを企業(プロジェクトの立案者)に貸し出し、商売をしてもらうことが多い一方で、購入型のクラウドファンディングでは運営側がプロジェクトを立ち上げることが多いです。

なおGREEN FUNDINGではモール型と購入型の2つから選ぶことができます。

GREEN FUNDINGは2〜3年で日本を代表するクラウドファンディングサイトにまで大きく成長しました。

そしてこの勢いは衰えることなく、2015年には大手CCCグループ(Tポイントなどを扱うT-SITEを運営する巨大企業)の傘下に入っており、事業は拡大を続けています。

またGREEN FUNDINGの購入型には手数料が2種類用意されており、サポートプランは企画からページ制作までほぼ全ての項目をGREEN FUNDING事務局がサポートを行ってくれます。

手数料が20%と高めというデメリットはありますが、1つ目のクラウドファンディングサイトとして選ぶことで、より質の高いプロジェクトの作成が可能になるでしょう。

そしてGREEN FUNDINGでのクラウドファンディングが終了したら、次のクラウドファンディングサイトmachi-yaを利用してクラファンおかわりを実行してください。

 

machi-yaは2016年10月よりメディアジーンと株式会社新東通信が共同で運営を開始したサービスです。

厳選したプロジェクトのみが掲載され、開始から2年ほどで累計2億円以上の資金調達を実施し、約80%の成功率を誇ります。

成田光
machi-yaは審査がやや厳しいです。逆にMakuakeやGREEN FUNDINGで目立てばmachi-yaの担当者より直々に声がかかることもあります。

デジタル家電や小物などのガジェット関連のプロジェクトに特化しており、メディアジーンが保有する

  • GIZMODE
  • lifehacker
  • DIGIDAY
  • ROOMIE
  • FUZE
  • MYLOHAS
  • BUSINEES INSIDER
  • CAFEGLOBE
  • GLITTY

による集客力も期待できます。

2019年1月よりサービス力強化を目的にmachi-yaはCAMPFIREのクラウドファンディング上にサービス移行しました。

しかしmachi-yaは依然としてmachi-yaとして存在しており、メディアジーンの集客力を生かしたクラウドファンディングが可能です。

GREEN FUNDINGだけでは取りこぼしが発生する可能性があります。

GREEN FUNDINGを利用したクラウドファンディングの終了後のおかわり先としてmachi-yaを検討しましょう。

Makuake→CAMPFIRE

最後に紹介するのが、1つ目のルートでもでてきたMakuakeを最初のクラウドファンディングサイトとして利用し、その次にCAMPFIREを利用するルートです。

上で紹介した通り購入型クラウドファンディングプラットフォームとして日本で最も大きいのはMakuakeとなっています。

しかしCAMPFIRE全体の流通額は2020年3月単月で10億円超となっており、国内購入型クラウドファンディングサービス史上最高記録を達成しました。

 

【関連記事】CAMPFIREキャンプファイヤークラファンサイト7種類の違い

日本で最も大きい購入型クラウドファンディングプラットフォームと、国内購入型クラウドファンディングサービス史上最高記録を達成したクラウドファンディングサイトを利用してクラファンおかわりすることで、大きな効果が期待できるでしょう。

CAMPFIREがガジェット系のクラウドファンディングに強いというイメージを持っている方は少ないかもしれません。

しかしCAMFIREのガジェット・プロダクトカテゴリーの流通額は、2020年1月-3月期は昨年対比280%の大幅増を記録しています。

 

CAMPFIREでクラウドファンディングが行われたモバイルプリンターの「PrinCube」は2020年2月5日から約2ヶ月間の募集期間で2万人より3億円を超える資金調達に成功しました。

国内購入型クラウドファンディング史上トップクラスの支援金額と支援者数です。

ガジェットのクラウドファンディングを行う方にとって、MakuakeからCAMPIREのクラファンおかわりルートは非常に有効でしょう。

おかわりがNGなプラットフォームの組み合わせ

プラットフォームの組み合わせによっては、おかわりすることができなくなります。

そこでここではおかわりがNGなプラットフォームの組み合わせを紹介していきます。

Makuake⇄GREEN FUNDING

MakuakeからGREEN FUNDINGとGREEN FUNDINGからMakuakeのルートのどちらもクラファンおかわりには利用できません。

Makuakeを利用したクラファンおかわりを考えているのであれば、Makuakeからmachi-yaのルートかCAMPFIREのルートを利用しましょう。

machi-ya→Makuake・GREEN FUNDING

machi-yaからMakuakeかGREEN FUNDINGのクラファンおかわりルートも利用できません。

machi-yaとMakuakeもしくはGREEN FUNDINGのクラウドファンディングサイトを利用したいのであれば、先にMakuakeもしくはGreenfundingを利用しましょう。

その後にmachi-yaでクラウドファンディングを行えば問題なくクラファンおかわりができます。

同時にクラファンプロジェクトを実施できるプラットフォーム

同時にクラウドファンディングを実施できるクラウドファンディングサイトも存在します。

GREEN FUNDINGとkibidangoの組み合わせです。

クラウドファンディングサイトを2つ利用するのであれば、時期をずらした方が良いケースも多いです。

クラウドファンディングを行う時期をずらした方が、プロジェクトの注目や支援が分散してしまいません。

また時期をずらせば最初にクラウドファンディングを行った結果を分析し、次のクラウドファンディングに生かすことが可能です。

しかし3つ以上のクラウドファンディングサイトを利用したい場合や、時間がない場合、季節の商品で特定の月に一気にクラウドファンディングを行いたい場合などには、同時にクラウドファンディングを実施するのも良いでしょう。

その場合にはGREEN FUNDINGとkibidangoの組み合わせをおすすめします。

同時実施には審査あり

kibidangoは「全く同じプロジェクトを他社様と並行しての開催はご遠慮頂いております。」としており、全く同じプロジェクトは他のクラウドファンディングを併用することはできません。

プロジェクトの内容に変更を加えれば、GREEN FUNDINGとkibidanngoの組み合わせなら、同時にクラファンを実施可能です。

しかしクラファンを同時に実施する場合には審査があります。

そのため審査に合格できるように十分に注意してプロジェクトの内容に変更を加え、LPを修正しましょう。

 

本記事ではこれまでkibidangoについて触れてきませんでしたが、kibidangoは成功率が80%と他のクラウドファンディングサイトと比較して非常に高いことで注目を集めているクラウドファンディングサイトです。

またクラウドファンディングサイトの中には手数料が20%ほどのサイトが多いですが、kibidangoは手数料が10%と低めに設定されています。kibidangoは利用者目線のサービスといえるでしょう。

さらにkibidangoは国内のクラウドファンディングサイトで初めて、YouTube承認サイトに選ばれています。国内だけでなく世界的に見てもYouTubeの公式な承認サイトに選ばれるのは珍しいことです。

その中でkibidangoはアメリカの有名サイトKICKSTARTERやIndiegogoと並んで、選出されました。

創業は2013年と比較的新しい会社で、2020年10月時点での過去のプロジェクト数は700件ほどです。

プロジェクト数の多いCAMPFIREやMakuakeなどのクラウドファンディングサイトと比較すると規模は劣りますが、プロジェクト数が少ないため、支援者が分散しにくいことが、成功率の高さにつながっていることが予想されます。

手数料も安いため、クラファンおかわりに有効活用しましょう。

クラファンおかわり時の注意点

クラファンおかわりをすることで、支援額や売上を効果的に伸ばす効果が期待できます。

しかしクラファンおかわりを行う際には、先行支援者に不利益にならないように、支援の入ったリターン価格よりも下回らないように注意しましょう。

先行支援者に不利益にならないよう支援の入ったリターン価格よりも下回らない

クラウドファンディングのリターンは、先行して支援や商品の購入を行ってくれる方に利益を還元するものです。

そのため本来、先行者はそれだけ多くの利益の還元を受けることが可能であるべきです。

それにもかかわらず、クラファンおかわりをする中で、最初のリターン価格よりも、2番目に利用するクラウドファンディングサイト上でリターン価格を下げてしまうといったことが起これば、先行支援者の不利益になります。

まだ市場に出回っておらず、口コミなどの情報が確認できない商品・サービスを販売するのがクラウドファンディングです。

クラウドファンディングにおいて信頼性は非常に重要になります。

クラファンおかわりで先行支援者に不利益を与え、信頼性を失ってしまえば、それ以降のクラウドファンディングで支援を集めにくくなってしまうでしょう。

クラファンおかわりを行う場合にはいかなる形でも先行支援者の不利益にならないように注意してください。

 

OMPではおかわりクラファンのフォローも行っています。

いかがでしたか?おかわりクラファンの理解が深まったでしょうか。

クラウドファンディングではおかわりをすることで売り上げの最大化が図れます。

おかわり可能なプラットフォーム間の組み合わせをしっかり理解して、じゃんじゃんおかわりしていきましょう!

 

OMP(オンラインマイクロ商社プロジェクト)では、クラファンのスタートからリターンまでのフォローは勿論のこと、おかわりクラファンのフォローも行っています。

グループチャットではいくつものプロジェクトを経験した先輩方の意見もバンバン聞けるので、濃いリアルな情報を聞けます。

Amazonで垢バンリスクにおびえながらひとり黙々と孤独に作業しており、精神的につらいとOMPに入ってこられる方も少なくありません。

仲間たちと進捗状況を報告しあいながら、またお互いのプロジェクトにいいね!しあいながら一緒に盛り上げていくOMPの絆に最初驚かれる方もいらっしゃいます。

「同じ時期に入ってきたあの人がもうプロジェクト始めている!自分も契約とって早く起案したい!」と仲間の実績が奮闘するための起爆剤になるので頑張れる方もいらっしゃいます。

成田光

仲間と一緒に頑張れる環境は貴重ですよね!僕たちと一緒にクラファンやりませんか?

 

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