会社員の給料以外の収入を求めて副業を始めたにも関わらず、すぐに成果が出なくてやる気が出ないことはないでしょうか?
副業を始めるきっかけは人それぞれですが、場合によってはどうしてもやる気が出ないことがあります。
どんな副業でもモチベーションが維持できなければ続きません。
私も、物販ビジネスをする際はモチベーションの維持で試行錯誤しました。
成果の出る副業ということが前提にはなりますが、今回は副業のモチベーション維持法について解説します。
本当は副業で収入を上げたいのに、なかなかモチベーションが維持できないという方は参考にしてください。
【この記事を読むことで得られるメリット】
- 副業のモチベーション維持方法がわかる
- 成果の出る副業で挫折することがなくなる
ポモドーロ・タイマーで生産性を高める
いまいちやる気が続かない、集中力が続かない場合はポモドーロ・タイマーを使ってみてください。
ポモドーロ・タイマーは時間あたりの生産性を高めるテクニックの1つで、副業や仕事に限らず、試験勉強などでも役立つテクニックです。
ポモドーロ・タイマーは決して難しいテクニックではなく、「30分に1回、5分の小休憩を取る」という至ってシンプルな方法です。
以下、簡単に説明します。
「30分に1回5分の小休憩を取る」を徹底する
ポモドーロ・タイマーは、人間の集中力の維持を最大限に活かす方法と言えます。
人間が集中できる時間はそれぞれ違いますが、1~2時間持つ人もいれば、30分程度で息切れする人もいます。
特に集中力が持続できない場合は、集中力を最大限に活かすため、短時間作業に細かく区切り、時間あたりの生産性を高めるのです。
具体的には、次のように進めます。
- 25分作業⇒5分休憩
- 25分作業⇒5分休憩
- 25分作業⇒5分休憩
- 25分作業⇒30分休憩
つまり、25分の作業と5分休憩を3セット、最後に25分作業のあと、30分程度の長めの休憩時間を取ります。
重要なことが2点あり、1点は25分の間はできるだけ1つのタスクに集中することです。
物販であれば25分リサーチするならリサーチだけにして、他の作業は一切行いません。
もう1点は、休憩時間中はどんなに作業が乗っていても、キリが良くなくても必ず休憩することです。
そうすることで、集中力を維持できて、結果的に生産性を上げることが可能です。
ポモドーロ・タイマーを手に入れる方法
ポモドーロ・タイマーはタイムマネジメントではよく知られた方法で、案外多く売っています。
キッチンタイマーで代用することもできなくはないですが、ポモドーロ・テクニック用のタイマーを使った方が便利でしょう。
以下のように、ポモドーロ・タイマーはAmazonや楽天でたくさん売られています。
ただ、PC作業がメインの人は無料で使えるGoogle Chromeの拡張機能を使ってもいいでしょう。
なかには、作業時間中のネットサーフィンを防ぐために、YouTubeやSNSを開けないように設定できるものもあります。
たまにたくさん時間を取るより毎日少しずつ時間を取る
副業していると、忙しい平日は何もせず、休日たくさん時間を取って作業する人がいますが、これではモチベーションが維持できません。
もちろん、会社員の方であれば、平日の時間が限られるのはたしかで、休日よりは作業できないでしょう。
しかし、それでも1日30分でもいいから副業の時間を取ることをおすすめします。
私も、作業を一切しないという日は作りません。
これは、1度立ち止まると走り出すまでに大きなエネルギーが必要なためで、たまにしか作業しないと長続きせず、挫折しやすくなります。
「走ろうと思ったのに3日くらい忙しくて走らなかったら、結局そのまま走らなくなった」
という経験はないでしょうか?
それと同じことで、あまり何もしない日が続くとやる気がなくなって、そのうち副業していたことも忘れてしまいます。
だから、毎日少しずつでも時間を取るようにしましょう。
明確な目的意識と数値的な目標を持つ
副業でやる気がなくなって挫折する場合は、だいたい次の2パターンです。
- 明確なゴールがない
- 成果が出ない
特に前者の場合は、明確な目的意識を持つことと、各々の副業で数値的な目安を持つようにしてください。
具体的には、あらゆる作業で「なぜ必要か?」「どんな成果に結びつくのか?」と理由を考えて、「どのくらいやればいいのか?」目安を持ってください。
例えば、物販クラファンに例えれば、
「月に2~3社メーカーと取引したいなら月50社はメールでアプローチする」
といったものです。
アフィリエイトなどをやっている方であれば「ブログを月に10記事書く」というのも数値的な目標です。
作業に明確な目的や意味があり、数値的なところまで落とし込むのと、漠然と作業を進めるのではモチベーションに大きな差が出ます。
何か作業する際は、なるべく目的意識と数値的な目標を意識するようにしましょう。
数値的な目標は適宜変える
明確な目的をもって数値的な目標を持つのはいいのですが、その目標は適宜変える必要がある場合があります。
例えば物販クラファンの場合は、いつまでも「月50社はメールでアプローチする」必要があるわけではありません。
継続して取引するメーカーが増えれば、新規で必要なメーカー数は減ります。また、経験を積んでいけば「数撃てば当たる」よりも的を絞ってメーカーにアプローチすることも必要になります。
重要なことは、目的が何なのか? 作業をする理由は何か? ということを見失わないことです。
ただ単に数値的な目標を追っても、もしかしたら意味のない作業を続けることになるかもしれません。
目的や理由が変わらなくても、状況に応じて数値的な目標は変えた方がいいこともあります。
目的も時々見直す
常に目的を持って、作業する明確な理由を持つことは大切ですが、目的も時々見直すようにします。
繰り返しになりますが、目的やゴールを見失うと、確実に挫折します。
例えば自分が欲しいものや手に入れたいものというのは時間が経つと変わることもあります。
目標とする収入も変わるでしょう。
副業初心者の場合と、次のステージに進む場合では、目的が変わることは十分あり得ます。
できれば2週間~1ヶ月に1回は、定期的に自分の望みや目標、目標達成するためのタスクを見直すようにしましょう。
意味のないインプットはしない
どんな副業でも、何かしら新しい知識が必要となりますが、あまりインプットばかりして実践が疎かになるといずれやる気が出なくなります。
いくらインプットばかりしても成果が出ないためです。成果が出なければ、どんな人でもモチベーションは維持できません。
ノウハウコレクターが成果を出せないのは、「頑張ってインプットする⇒実践しない⇒成果が出ない⇒やる気をなくす⇒インプットすらしなくなる」という悪循環に陥るためです。
ビジネスは実践がすべてなので、実践しながら必要な知識を吸収して、無駄なインプットはしないようにしましょう。
無理のない範囲でやらざるを得ない状況を作る
モチベーションを維持するには、ある程度無理のない範囲でやらざるを得ない状況を作るのもひとつの手です。
無理のない範囲というのは、例えば収入がないのに会社を辞めたり、必要以上に散在したりして自分を追い詰めるようなことはしないということです。
そんなことしたら、不安が強くなってかえって集中力が散漫になりますし、実際にリスクが大きくなってしまいます。
そうではなく、あまり自分を追い詰めない程度にやらざるを得ない状況を作ることです。
例えば、副業仲間に進捗報告するといったものです。それでも多少は自分にプレッシャーをかけることはできます。
また、副業の時点で、多少お金をかけてパソコンや作業机など必要な環境を揃えるのもいいでしょう。
やらざるを得ない状況になるのはもちろん、副業するための快適空間ができるので一石二鳥です。
「やらざるを得ない状況を作る」というのはよく言われますが、無理のない範囲で行うようにしましょう。
【まとめ】副業のモチベーションは自分でコントロールできる
以上、副業のモチベーション維持について解説しましたが、いずれもコントロールできるものばかりです。
成果が出ないには何かしら理由があるように、やる気が出ないのも何かしら理由があります。
- 作業は毎日しているか?
- 適宜休憩を取っているか?
- 目的やゴールを意識して作業しているか?
- 目的やゴールを適宜見直しているか?
- ノウハウコレクターになっていないか?
- やらざるを得ない状況を作っているか?
- 必要以上に自分を追い詰めていないか?
この点をチェックしていくと、モチベーションは維持できるでしょう。
このようなマインドセットについては、以下の記事も参考にしてください。
ただ、どんな副業でも向き不向きはあるので、明確に「自分には合わない」「好きではない」と感じたら手を引くのも必要なことがあります。
副業といっても様々ありますし、例えば物販でも様々あるので、ノウハウコレクターにならない範囲で情報収集してみてもいいでしょう。
私のやっている物販クラウドファンディングも、副業で無理なく始められます。
物販クラウドファンディングの詳細については、拙著「物販×クラウドファンディング 実践大全」で詳しくまとめてお伝えしています。
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