クラファンプロジェクトを円滑化するための外注化すべきポイント

外注さんを上手に活用してクラウドファンディングを円滑化させよう!
成田光
外注さんにお願いしたらクラファンのスピード感がグッとあがる箇所をまとめました。

本記事ではこれから物販型クラウドファンディングを行うことを検討している方に向けて、クラウドファンディングを円滑にすすめるために外注化すべきポイントについて解説しています。

物販型クラウドファンディングは一人で完結することも可能ですが、労力を考えれば任せられるところはできるだけ外注してしまうのがおすすめです。

クラウドファンディング実施において必要な作業や外注化すべき作業、外注先を探すためのプラットフォームなども紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

物販型クラウドファンディング実施における作業の流れ

まずは、物販型クラウドファンディング実施に必要な作業を1つずつ紹介していきます。

「これは自分でできそう」、「これは外注した方がいいな」などと考えながら読み進めてください。

リサーチ

物販型クラウドファンディングは、実質は予約販売です。そのため何を売るかといったリサーチは必須となります。

基本的にはメーカーと独占販売契約を結ぶことになりますので、ライバルよりも先駆けて良い商品を見つける目が重要です。

リサーチは物販型クラウドファンディングを行う上で最もスキルが求められると言っても過言ではないでしょう。

物販型クラウドファンディングを行うのなら、リサーチは特に時間を割いて集中的に行える環境を整えるべきです。

 

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海外メーカーへのアプローチ

独占販売契約を結ぶためのアプローチには、海外メーカーとのメールでのやり取りや展示会への参加などが含まれます。いわば交渉に必要な土台作りがこの段階だと言えるでしょう。

アプローチ段階のコミュニケーションはメール、展示会では直接の商談となります。もちろん英語力が問われることになるでしょう。

しっかりと自分の伝えたいことが相手に伝えられ、相手の要望などもきちんと把握できる環境作りをすることが、誤解なく商談をすすめるために重要です。

独占販売契約締結

展示会やネット上で商談を行い、独占販売契約を結びます。

契約書などを交わすことになるのでここではビジネスレベルの英語力が求められます。

プロジェクトLP作成

LPとはランディングページの略で、サイト上の商品の特徴などを紹介するページのことです。

どんなに魅力的な商品の独占販売契約を取り付けたとしても、その魅力が日本のユーザーに伝わらなければ意味がありません。

単に情報を羅列するだけでなく、「興味を持ってもらう」「買いたい気持ちにさせる」ためのコピーライティングやセールスライティングといったスキルが重要になってきます。

独占販売契約の締結までは、いわば準備段階です。

商品が売れるか、利益を上げられるかはLPの出来にかかっていると言ってもよいでしょう。

それほどまでに重要な作業ですので、可能な限り時間をかけて関わりたいところです。

しかしコピーライティングやセールスライティングは、専門技術と言ってよいほどのもの。必ずしも自身が作成するのがベストとは限りません。

 

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事前集客・SNSマーケティング

クラウドファンディングは、自身のWebサイトで行うわけではなく、クラウドファンディングサービスを使って支援金を募ります。

各クラウドファンディングサービスには一定のヘビーユーザーがいて、新しいプロジェクトが立ち上がる度にチェックするような方もいらっしゃいますが、支援金が集まるかどうかは、事前の集客・マーケティングにかかっています。

よい商品の独占販売権を得て、よいLPを作成したとしても、それを見てくれる人数が少なければ支援金は集まりません。

そのため、SNSなどを使い商品に興味を持ってもらえるようなストーリーの発信などが重要になります。

事前の行動をしておくことがプロジェクトが始まったときの集客力を大きく左右します。

 

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クラウドファンディングSNSマーケティング術

リターン準備と実施

物販型クラウドファンディングにおけるリターンとは、商品の発送のことを言います。

リターン数が少ない場合は自身が行うこともありますが、数が多い場合はオープンロジなどの業者に依頼して梱包・発送代行してもらうのが通常です。

 

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外注化した方がスムーズな作業

重要なところはなるべく自分でやりたいという気持ちを持つのは当然のことです。

しかし、飲食店を経営するときに必ずしも自分が調理を担当する必要はないのと同様に、「重要なところだからこそプロに任せる」という発想も重要になります。

ここからは、クラウドファンディングを円滑に進めるために外注化した方が望ましい作業について解説していきます。

海外メーカーとの交渉時の通訳

商品の販売は、独占販売契約を結ばないことには始まりません。

交渉をスムーズに行うためにも通訳を雇うことはよほど英語が堪能でない限りは必須と言えます。ここはコストカットを狙うところではなく、多少コストをかけてでも優秀な通訳を雇うことが重要です。

ただ単に英語や日本語が話せるというだけでなく、自身が狙う商品のジャンルや業界の知識もある通訳を雇えれば専門用語を使った踏み込んだ交渉がしやすくなります。

 

【skypeやzoomで直接メーカーと交渉する場合】

メールで話がまとまってきたら、zoomなどで直接話したいと希望するメーカーもいます。

自身がビジネス英語できる場合は問題ありませんが大抵の方は難しいですよね。ここでもビジネス英語に特化した外注さんの出番です。

特に、商談に多く入っているビジネス英語を売りとする外注さんも多くいらっしゃるので、そういった方を数人抱えておくとメーカーの希望する時間に商談に入ってもらいやすいので便利です。

英文メール作成・翻訳作業

海外メーカーとのやりとりの基本はメールとなります。

【メールでメーカーに連絡して、メールで交渉すべてを行う場合】

DeepLやgoogle翻訳を使えば、自分の意図している事を翻訳できますが、微妙なニュアンスの違いやビジネス英語でつまずく場合があります。

メールを添削してくれる方、もしくはビジネス英語メール文面を作成してくれる外注さんを探してお願いしましょう。

 

メールは記録に残りますので「聞いていない」、「思っていたのとは違う」ということは通用しません。

疑問点があるなら質問すべきだし、確認もすべきだという話になるからです。これは日本でも同じですよね。

メールならではの言い回しなどももちろんありますので、英文メールの作成や翻訳のミスを防ぐ、海外メーカーと効率的にコミュニケーションを図る上でも、メールの作成や翻訳作業を行ってくれる方を外注するのが望ましいです。

リサーチ作業

物販型クラウドファンディングを行う上で、どんな商品を仕入れるかはとても重要です。

そのためにリサーチ作業は欠かせません。どこにダイヤの原石が眠っているか分からないので、リサーチ作業は手間をかけたいところです。

しかし、物販型クラウドファンディングをするための魅力的な商品をリサーチしているのは自分だけではないということも頭に入れておくべきでしょう。

どの商品をターゲットにするかといった物販型クラウドファンディングの根幹に関わることではなく、展示会でどんな企業が出展してどんな商品が出されるのかといったリサーチなら、他者に依頼することで大いに作業の効率化になるでしょう。

LP制作作業

販売独占契約を得てからが物販クラウドファンディングの本番です。

どんな商品を仕入れるかが重要であるのは当然ですが、よい商品と売れる商品は必ずしもイコールではありません。

どんなによいものでも需要がなかったり、ユーザーに興味を持たせられなかったりすればよい結果にはなりません。

売上を左右するカギがLP(ランディングページ)です。LPでどんな画像を使うか、どんなキャッチフレーズをつけるか、それらの選択によって売上が大きく変わってきます。

非常に重要なものですので、完全に外注化するというのは難しいでしょうが、仕入れのプロがコピーライティングのプロであるとは限りませんよね。

もちろん自分でもコピーライティングやセールスライティングを学ぶべきですが、特に最初のうちはコンセプトをしっかりと伝えて、文言などはプロに依頼するというのが成果を出すための最善策だと言えます。

外注先を見つけるためのおすすめプラットフォーム

外注と聞くと、さまざまな契約を結ぶようなイメージがあるかもしれません。

外注といっても法人ではなく、個人に委託をしてもまったく問題ありません。

近年では、働き方改革で副業やフリーランスに注目が集まっていますので、適任者を探すのはプラットフォームを利用すればそれほど難しくありません。

アルバイトを雇うのも1つの方法ですが、給与の支払いや細かな指示なども必要になるので負担は大きいです。

プラットフォームとしておすすめなのはクラウドソーシングサービスです。

クラウドソーシングサービスとは、サイトを仲介して案件に対する人員を募集し、応募があった中から仕事を任せたい人を選出できるサービスです。

各クラウドソーシングサービスに共通する特徴について紹介します。

報酬の設定は自由

クラウドソーシングサイトにおける報酬は、基本的に時給ではなく成果報酬となります。

案件ごとに報酬の設定をして、案件が完了するたびに報酬を支払うという流れです。

成果報酬のためコストのムダが生まれにくいのは、クラウドソーシングサイトを利用する大きなメリットと言えます。

たとえばクラウドソーシングサイトで英文メールの作成や翻訳を外注するとすれば、1通あたりいくらなどと設定すればよいでしょう。とはいえ、メールが来るたびにクラウドソーシングサイトで募集をかけるのは現実的ではありませんよね。

たとえば、テンプレートとして海外メーカーに送りたい文面の作成を依頼する、英文メール10通の翻訳・作成という単位で依頼するとよいでしょう。

成果報酬であるため、日付に縛られることもありません。

月初に英文メール10通の作成を依頼したとして、月末になったので10通に満たないが一旦支払いを行わなければならないといったことはありません。

またサイトの利用には手数料が発生しますが、これは仕事を受ける側が報酬額から支払うのが通常です。

応募者の実績を確認した上で依頼できる

クラウドソーシングサイトでは、案件に対して応募してくる人の実績や自己PRなども確認した上で依頼ができるのでミスマッチも生まれづらいです。

募集にあたっての文面も自身でアレンジができます。

適任者が見つからなければキャンセルや再募集できる

案件に対して報酬を設定し、募集をかけたとしても適任者が見つかるとは限りません。

専門的な作業を依頼したいのならその分経験者や適任者を探すのは難しくなりますし、ある程度報酬を高くしないと応募も来ないでしょう。

一度募集をかけたとしても、応募があった中で必ず誰かを選出しなければいけないわけではありません。なかなか適任者が現れないときには案件を一度キャンセルしたり、改めて募集し直したりもできます。

サイトのユーザーにはそれぞれプロフィールページの設定ができるようになっています。

募集をかけても適任者が見つからない場合は、プロフィールや実績を確認してこちらから直接スカウトする方法もあります。

おすすめのクラウドソーシングサイト

ここからはクラウドソーシングサイトの中でおすすめのものをピックアップしてそれぞれの特徴とともに紹介します。

1つのサイトに絞って募集をした方が管理はしやすいですが、複数またはすべてのサイトを同時に利用しても問題ありません。

クラウドワークス

crowdworks

テレビCMをひんぱんに行っているので、クラウドソーシングサイトの中では知名度が特に高いです。

クラウドソーシングサイトの中では、ユーザー数や取引額は最大となっています。
規模の大きさは、案件の数につながりますので仕事を探すユーザーも多いです。

ランサーズ

lancers

クラウドソーシングサイトとしては最大級の規模です。

よくクラウドワークスと比較されますが、どちらが特に秀でているというわけではありません。

基本的な機能は無料で使えますので、クラウドワークスとランサーズどちらかに絞るなら、使い勝手の良さで選べばよいでしょう。

シュフティ

shufti

在宅ワークを探す主婦向けのクラウドソーシングサイトです。

すき間時間の活用といった意味合いで登録されている方が多いので1日に多くの時間がかかる業務の依頼よりは、リサーチしたものをデータ入力してもらうようなすき間時間でできるものや納期まで余裕が持てるものを依頼したいときに利用するとよいでしょう。

物販型クラウドファンディングを成功させるためには、それぞれの作業のスピードが重要になります。

リサーチやメール作成、LPの制作など自分がする必要はないものや自分以上に適任者がいるものについては積極的に外注していくことで作業のスピードを上げ、効率的に海外メーカーと独占販売契約を締結することに注力できるようにシフトすることをおすすめします。

 

OMPでは外注化のポイントと長続きする依頼の仕方・雛形もご用意しています。

いかがでしたか?

全行程を自分の手で行うよりも、それぞれ専門の方にお任せする方が自身の負担が減ってスピード感が上がりますし、なによりも質の高い結果に結びつきます。

1から10まで自分の手で行うのではなく、逆に『自分でなければ絶対にできない事』から考えて、他者に任せられる部分はどんどんと外注化していきましょう。

外注費用がかかるといっても何十万もかかるわけではありませんし、スピード感をあげた方が結果的に高い利益に結びつきます。

 

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成田光

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