クラウドファンディングのテストマーケティング活用のメリット

物販クラウドファンディングというと、起案者(出品者)にとっては次のようなメリットがあります。

 

  • 在庫不要の予約販売が可能
  • 原則リターンのキャンセルなし
  • 独占契約
  • 社会的信用が高い
  • 利益は一度に数十万〜数百万円

 

「こんな物販ができたらいいな」というところを寄せ集めた物販クラウドファンディングは、出品者にとってはメリットが大きいです。

 

ただ、メーカーとしては、なぜクラウドファンディングなのでしょうか?

 

当然、起案者(出品者)だけでなく、取引メーカー側にメリットがなければ、取引交渉しても成立するわけがありません。

 

取引メーカーの最大のメリットは、「Web上で新商品のテストマーケティングができる」という点ですが、今回はその点を詳しくお伝えします。

 

成田光
取引メーカーも起案者(出品者)も支援者(消費者)も喜ぶwin-win-winのビジネスを目指しましょう。

 

 

【この記事を読むことで得られるメリット】

  • 物販クラファンの取引メーカー側のメリットがわかる
  • 取引メーカーと交渉する際に説得力のある提案ができる

 

クラウドファンディングとAmazon、楽天販売との違い

クラウドファンディングとAmazon、楽天販売の違い

物販クラファンというと、冒頭でお話ししたような出品者側のメリットが際立ちますが、当然取引メーカー側のメリットも大きなものがあります。

 

実際にMakuakeなどを見ると、大手メーカーが新商品をリターンとしてクラウドファンディングのプロジェクトを立ち上げている例が珍しくありません。

 

そして、その大半が新しいモノ好きにはたまらない商品だったり、「ありそうでなかった」「こんな商品を探していた」という魅力的な商品だったりします。

 

「こんなにいい商品であれば、Amazonや楽天で販売しても売れるのでは?」と思われるかもしれません。

 

しかし、Amazonや楽天などの一般的なECサイトは、今までにない新商品は相性が悪い傾向があります。

 

なぜなら、Amazonや楽天などの消費者は、次のような傾向があるためです。

 

  • キーワード検索で商品を探すので画期的な商品が見つからない
  • 新しいモノより使い慣れたものを欲しがる
  • すでに人気のある商品を欲しがる

 

つまり、いくら魅力的な新商品を開発したとしても、「見つけてもらえない」「買ってもらえない」という状態になってしまうこともあるのです。

 

そのため、一般的なECサイトで販売しても売れないか、売れるか予測が難しい場合はクラウドファンディングを通じてテストマーケティングするのです。

 

クラファンで商品を購入する人は、既存の商品よりも新商品に興味を持つ人も多いです。

 

テストマーケティングと同時に、商品をPRして認知を高め、プロジェクト終了後に一般販売すると、商品を売りやすくなるのです。

 

海外メーカーから日本にはない商品をリターンとしてクラウドファンディングする場合、

 

「PRとテストマーケティングを兼ねてMakuakeなど日本でクラファンを実施させてほしい」

 

と交渉するのはそのためです。

 

起案者である私達からすれば最低ロットをクラファン支援数にすることで、在庫リスクを防ぐことができるので、win-winの交渉ができます。

 

クラウドファンディングでのテストマーケティングはWeb上の展示会

クラウドファンディングと展示会

クラウドファンディングというと、以前は困った人を助けたり、社会貢献をしたりするために資金調達するイメージが強かったです。

 

今でもクラウドファンディングは、この側面は強いのですが、これは寄付型クラウドファンディングの話です。

 

購入型クラファン、特に物販の場合は、Web上の展示会としての性格が強いと言えます。

 

物販の中上級者の方であればご存知と思いますが、これまで企業が画期的な新商品を開発した場合、テストマーケティングを展示会で行っていました。

 

ただ、展示会には出展コストがかかりますし、コロナ禍の影響もあり、展示会に出展しづらくなっています。

 

クラウドファンディングであれば、広告費用などはかかりますが、出展コストよりは断然安価ですし、Web上で新商品を公開することができます。

 

そのため、場所を問わず、多くの消費者に商品をPRすることが可能になります。

 

クラウドファンディングで大型のBtoB案件につながることもある

クラファンと企業間取引

クラウドファンディングはWeb上の展示会としての性格が強いく、商品を購入する支援者だけでなく、百貨店などの大型店舗がチェックしていることもあります。

 

そのため、東急ハンズやロフトなどの大型の百貨店から連絡があり、大型のBtoB案件に繋がる可能性があります。

 

そうなれば売上数千万規模の取引となるので、取引メーカーにとっても、出品者にとっても夢のある話に展開することがあります。

 

もちろん、このようなことは頻繁にあるわけではないですが、販路が広がる可能性を秘めていると考えると、とてもワクワクしますね。

 

そのため、取引メーカーとの交渉のときは「クラファンの結果が良ければ、一般販売や企業間取引など販路を広めていきます」と付け加えることが多いです。

 

クラファンでの成果が実績づくりになる

クラウドファンディングに成功した場合、支援数、支援額はそのまま実績として使うことができます。

 

クラウドファンディングは、プロジェクト終了時点で、支援数、支援額、目標金額と達成率がわかりやすく数字として実績を残すことができます。

 

「クラファンで〇〇〇万円の支援を得られた商品」「クラファンで〇〇〇個爆発的に売れた商品」という実績を示すことができるので、一般販売や企業間取引をする際の大きなPRポイントになります。

 

これは取引メーカー、起案者(出品者)ともに大きなメリットとなります。

 

起案者にとっては、今後も取引メーカーに交渉する際に実績としてPRできます。

 

クラファンは成功すれば爆発的に数百万~数千万円売上を上げることができるので、かなり大きなインパクトとなります。

 

日本のクラファンでプロジェクトを立ち上げたい海外メーカーは多い

成田式物販クラファンでは、海外メーカーから仕入れた商品をリターンとしてプロジェクトを立ち上げます。

 

kickstarterやIndiegogoなど、海外のクラウドファンディングサイトで見つけた商品を作っているメーカーにアプローチするので、クラファンについてある程度理解のある海外メーカーも多いです。

 

ただ、日本のクラウドファンディングのノウハウを持っているわけではありません。

 

そのため、日本市場に進出したいと考えている海外メーカーにとって、「PRとテストマーケティング目的でクラファンをしたい」と提案するのは、ありがたい話なのです。

 

【まとめ】クラファンは取引メーカーにとってもメリットの大きい手段

以上、クラウドファンディングのテストマーケティング活用のメリットについてお話ししました。

 

物販クラウドファンディングというと、今までの物販と比較した場合の起案者(出品者)側のメリットがよく語られます。

 

それくらいインパクトが強いメリットなのですが、取引メーカーにメリットがなければ、そもそも取引が成立しません。

 

物販クラファンがビジネスとして成立するということは、それだけ取引メーカーにとってもメリットが大きいのです。

 

クラウドファンディングは、新商品のPRとテストマーケティングとしては、現時点で最良の手段と言えます。

 

取引メーカーにとっても出品者にとってもメリットになるwin-winのビジネスなので、メーカーと交渉する際は、情熱と意欲を持って交渉してください。

 

交渉については、以下の記事もご覧ください。

 

購入型クラファンで必須の独占契約を獲得するためのメーカーとの交渉方法

 

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