今回は、これから物販を始めたいと考えている方、副業を考えている方に参考になるように物販の仕入れ先についてまとめました。
物販ビジネスの基本は商品を仕入れて、別のプラットフォームで売ることですが、仕入れ先は様々あります。
これから物販を始める方は、ぜひ参考にしてください。
【この記事を読むことで得られるメリット】
- 物販の主な仕入れ先について理解できる
- 自分がどんな物販に向いているかがわかる
実店舗で仕入れ
物販というと、今では多くの方はネット物販を思い浮かべる方が多いと思いますが、今も実店舗から商品を仕入れる方は少なくありません。
店舗せどりと言われる方法で、具体的には近所の様々な実店舗から商品を仕入れ、Amazonや楽天、ヤフオクなどに出品します。
ヤマダ電機やブックオフなど、全国展開している店舗から仕入れることもありますが、地元にしかない小さな店舗から仕入れることもあります。
ネットでは希少価値の高い掘り出し物を仕入れられる可能性もあるためです。
ネットでは手に入らない掘り出し物が見つかることと、商品を自分の目で確認してから仕入れることができるため、今でも店舗せどりを行う人は一定数います。
ただ、店舗せどりに関しては規制する店舗が増えており、店員の目がどんどん厳しくなっています。社会的なイメージもいいものではありません。
また、車がなければ商品を持ち運んだり、何店舗も移動したりするようなことが難しくなります。
車を持っていない方や、体力や時間的な余裕がない方には厳しい手法かもしれません。
国内のネットショップで仕入れ
Amazonや楽天、Yahoo!ショッピング、メルカリなど、国内のネットショップから商品を仕入れる方法です。
実店舗から仕入れる店舗せどりに対して、電脳せどりと言われます。
Amazonや楽天、メルカリだけでなく、仕入れ先は様々です。ヤマダ電機やビックカメラ、トイザらスなど、大手の実店舗はほぼECサイトもあるためです。
また、中小企業でもECサイトを運営している場合もあるので、そこから仕入れてもいいでしょう。
電脳せどりは自宅で完結できて、空き時間を使って仕入れを行うこともできるため、参入障壁はかなり低くなります。
しかし、それだけにライバルが非常に多く、店舗せどりのように掘り出し物を見つけることも難しく、差別化が難しいのが現状です。
また、仕入れた商品をAmazonやメルカリなどで販売している場合、これらのプラットフォームはやはり、せどりや転売について規制を強めています。
そのため、Amazonのアカウント停止などのリスクも大きくなってしまいます。
欧米のネットショップで仕入れ
国内商品を仕入れて国内で販売する方法だけでなく、欧米や中国から商品を仕入れる輸入ビジネスも物販では人気です。
輸入ビジネスの王道といえば、欧米か中国になりますが、私が最初に始めたのが、この欧米輸入ビジネスでした。
輸入と言っても、基本的に国内のECサイトが海外のECサイトになるだけで、特にやることは変わりません。
Google Chromeの設定で、若干不自然ながら日本語に翻訳された状態でECサイトを簡単に見ることができるので、言葉の壁はありません。
主な仕入れ先としては、Amazon.com(アメリカのAmazon)、Amazon.uk(イギリスのAmazon)など各国のAmazonやebayがあります。
ただ、輸入ビジネスも結局は単純転売には変わらないので、ライバル過多になりやすく、私もだんだん利益が出にくくなりました。
そして、より独自のビジネスになるように海外メーカー仕入れに取り組むようになり、今の物販クラファンに行き着くことになります。
このあたりは、私のプロフィールで詳しく書いていますので、良かったらご覧ください。
中国のネットショップから代行業者経由で仕入れ
輸入ビジネスのもう一つの王道が中国輸入ビジネスです。
主な仕入れ先はアリババ、タオバオなどになりますが、先に書いたようにGoogle Chromeであれば日本語に翻訳できるので問題ありません。
中国輸入の場合は、現地の電話番号と銀行口座が必要になる関係上、直接買い物ができないため、代行業者に仕入れを委託するのが一般的です。
そのため、中国輸入の場合は代行業者選びも重要なポイントになってきますが、ほとんどの代行業者は日本語対応が可能です。
そのため、中国輸入でも言葉の壁が問題になるようなことはほとんどありません。
なぜ中国輸入が人気かというと、1つは利益率の高さです。Amazonやメルカリなど販売先の価格と、仕入れ先となるアリババの価格を比較してみると、いかに安価で手に入るかがわかります。
中国輸入で気を付けなければいけないのは、最近は改善されつつあるとも聞きますが、偽物や低品質によるAmazonアカウントの閉鎖リスクでしょう。
また、輸入ビジネスのなかでも比較的取り組みやすい中国輸入は、やはりライバルが非常に多いのが難点です。
欧米や中国以外の国から仕入れる
輸入ビジネスは、何もアメリカやヨーロッパ、中国に限った話ではなく、少しマイナーではありますが、他の国から仕入れたものを販売するのも可能です。
多いのは東南アジアや韓国です。日本から近いことと、東南アジアだとECサイトで仕入れることが難しい場合もあり、観光も兼ねて現地で買い付けをする人もいます(当然交通費がかかってしまうのはデメリットです)。
ネットショップで仕入れる場合は、韓国であればQoo10、G-market、DHOLICなどが主な仕入れ先となります。
欧米輸入や中国輸入に比べると情報が少なく、ライバルがまだ少ない印象はありますが、今後もその状態が続くとは限りません。
韓国や東南アジアに造詣が深く、転売に限らないビジネス展開(メーカー仕入れ等)をするなら話は別ですが、欧米輸入や中国輸入の感覚で転売を続けると、利益が出にくくなるでしょう。
国内のメーカーから直接仕入れ
国内の店舗せどり、電脳せどり、輸入転売ビジネスがライバル過多、価格競争に陥りやすいなか、注目されているのが製造メーカーから直接仕入れる手法です。
これまで紹介した物販は、よくある「安く仕入れて高く販売する」だけの単純転売でしたが、メーカー仕入れは少し毛色が違います。
具体的には、メーカー仕入れは、転売ビジネスと違ってメーカーとの交渉が欠かせません。
交渉しても取引が成立するわけではなく、むしろ断られたり相手にされなかったりすることが多いですが、一度取引が決まると安定した収入につながります。
しかし、最近は転売ビジネスに限界を感じた人だけでなく、物販初心者の方も多く取り組むようになりました。
そのため、当初はライバルが少ないと見られていたメーカー仕入れも、徐々にライバルが増えて価格競争が増えてきています。
そのため、メーカーに販売者の限定化を交渉したり、OEM販売を提案したりといったことが必要になります。ただ、これはメーカーと取引を継続し、関係を築くことが必要です。
取引が継続すれば安定した収入に繋がるメーカー仕入れですが、むしろ長くメーカーと取引を続けなければ生き残るのは難しいと考えられます。
海外のメーカーから直接仕入れ
私が積極的にクラファンに取り組む前は、海外メーカーから直接仕入れた商品をAmazonなど他のプラットフォームで販売していました。
基本的には海外メーカー仕入れの特徴は国内メーカーの場合と一緒で、メーカーと長く取引を続けられれば長期的な安定収入につながります。
メールの交渉は基本的には英語になりますが、初回メールの交渉など定型的なところはGoogle翻訳やDeepL翻訳などの翻訳サイトで事足ります。
ただ、細かい詰めの交渉などになってくると、翻訳さんを外注した方がいい場合もあります。
どちらにしろ、海外メーカー仕入れも言葉の壁はほとんどないため、それだけに徐々に参入者が増えてきています。
日本未上陸の海外商品を独占契約
成田式物販クラファンは、独占契約を結んだ海外メーカーから直接商品を仕入れる方法になっています。
海外メーカー仕入れの場合は、完全独占契約(総代理契約)に持ち込むことが可能なことも、国内メーカーとの違いと言えます。
独占契約というと、商品の販売をすべて任せてもらえるという、ライバルが誰もいない、物販の理想形の1つです。
既製品の場合はメーカーと長く取引しないと難しいですが、まだ日本の市場にない商品であれば、初めて接するメーカーでも独占契約を結べることがあります。
ただ、今までにない画期的な商品や、海外では売れたが日本では未発売の商品は、Amazonや楽天などの一般的なECサイトとは相性が悪いことがあります。
その場合、最初はクラファンでプロジェクトを立ち上げて認知度を高めて、プロジェクト成功後に一般販売する流れを取ると売れることがあります。
自社ブランド商品を販売する(OEM販売)
自社のオリジナルブランド商品を販売することをOEM販売と言います。
OEM販売には、大きく分けて既製品を改良する本格的なOEMと、既製品のパッケージ等に自社のロゴを付けるだけの簡易OEMに分けられます。
物販でOEMというと、中国輸入の簡易OEMを思い浮かべる方も多いでしょう。実際に「物販 OEM」で検索すると、出てくるのは中国輸入OEMの方法ばかり……。
たしかに中国輸入OEMは、初心者でも取り組みやすく敷居の低い方法ですが、それだけにライバルの多い手法です。
消費者から見たら何が違うのかわからないくらい、似たような商品が乱立し、利益を上げることが難しくなっています。
OEM販売のいいところは、製造メーカーの技術力を生かして商品の改良を加えることで、より消費者が欲しがるような商品を作ることです。
そうすることで、ライバルと大きく差別化することができ、自社はもちろん製造メーカーも恩恵を受けることができます。
そのため、メーカー仕入れの取引先に提案したり、自身が改良したい商品を持つメーカーと交渉したりしてアプローチしていきます。
やや物販初心者よりは経験者向きのビジネスですが、自分の商品を持ち、ライバルと差別化しやすいOEMは物販の花形と言えるでしょう。
【まとめ】成田式・在宅物販クラファン無料相談受付中
以上、物販の仕入れ先についてお伝えしましたが、大きく分類すると、物販の仕入れ先としては、次の3つがあることがわかります。
- 転売ビジネス
- メーカー仕入れ
- OEM
このなかで比較的初心者でも取り組みやすく、戦略的にライバルと差別化できるのがメーカー仕入れと考えられます。
この中で、独占契約した海外メーカーの新商品を仕入れてクラファンのプロジェクトを立ち上げる物販クラファンに興味のある方の無料相談は随時受け付けています。
興味のある方はお問合せフォームより気軽にご連絡ください。